photo:渡辺力

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Profile

寺嶋陸也 (てらしまりくや)
1964年4月30日東京生まれ。神奈川県大和市在住。
神奈川県立相模原高校を経て1984年東京藝術大学音楽学部作曲科に入学
92年同大学院音楽研究科修士課程修了
作曲を安達元彦、末吉保雄、間宮芳生、浦田健次郎、ピアノを遠藤恵眞子、辛島輝治の各氏に師事
在学中から作曲とピアノ演奏の両面で積極的に活動を行う

86年、第1回摂津市音楽祭L.C.コンクールのピアノ演奏で金賞受賞
89年、東急Bunkamuraシアターコクーンのオープニング公演 「ホフマン物語」音楽監督
93年から95年まで、6回にわたってグリーンホール相模大野でコンサートシリーズ「20世紀の古典」を企画・構成
95年、神奈川フィルハーモニー管弦楽団の委嘱により『尺八・二十絃箏と管弦楽のための協奏曲』、北九州市の響ホールフェスティヴァルの委嘱により『弦楽四重奏曲第三番』を作曲。響ホールフェスティヴァルからは翌年も続いて委嘱を受け、オーボエ・三味線・打楽器のための『異郷の景色』を作曲、モーリス・ブルグ、杵屋子邦、吉原すみれの各氏によって初演
97年、東京都現代美術館「ポンピドー・コレクション展」開催記念として開かれたサティ連続コンサート「伝統の変装」(全6回)を構成・出演
98年4月、国立劇場の委嘱により正倉院の復元楽器、箜篌・瑟・新羅琴のための『大陸・半島・島』を作曲
98年9月、オックスフォード大学モードリン・カレッジ聖歌隊の委嘱により『詩編第49番』を作曲、東京とオックスフォードで初演された
98年12月、マルタ・アルゲリッチ氏と伊藤京子氏のためにプロコフィエフの『古典交響曲』を2台のピアノのために編曲。この編曲は北九州で初演された後すぐにレコーディングされ、またアルゲリッチ氏とネルソン・フレイレ氏やイェフィム・ブロンフマン氏ら、多くのピアニストの演奏によって世界各地で繰り返し演奏されている
99年から北海道美幌町の「子どものための美幌国際芸術祭」の音楽監督
2003年1月、パリ日本文化会館にて「東洋と西洋の出会い〜寺嶋陸也作品展」
06年7月、タングルウッド音楽祭に招かれ、ボストン交響楽団のメンバーと自作を含む室内楽を演奏
14年2月、モントリオール(カナダ)のマギル大学ほかで、橋本京子氏と2台ピアノ演奏会とレクチャー
15年、島根県立いわみ芸術劇場グラントワの委嘱により、オペラ『ヒト・マル』(加藤直台本)を作曲、初演

そのほか代表的な作品としては、オペラ『グスコーブドリの伝記』『ガリレイの生涯』『末摘花』、合唱オペラ『そして旅に出た』、ヴォードヴィル『タバコの害について』、管弦楽のための『森を歩きながら』、合唱ファンタジア『オホホ島奇譚』、カンタータ『伊邪那岐・伊邪那美』、『沖縄のスケッチ』、朗読と箏、室内管弦楽のための『貝の火』などがあり、邦楽器のための作品も多い
作曲のほかにもピアニストとして独奏や内外の演奏家と数多く共演し、指揮やコンサートの企画など、活動は多方面にわたる
お茶の水女子大学非常勤講師

CDへの録音も多く、「大陸・半島・島/寺嶋陸也作品集」(ALCD-9026)、「二月から十一月への愛のうた(栗山文昭の芸術2/寺嶋陸也作品集)」(VICS-61092)、「寺嶋陸也plays林光」(NARD5034)「寺嶋陸也ピアノリサイタル〜シューベルト3大ソナタを弾く〜」(NARC2129~30 )などがある
ホームページ http://www.gregorio.jp/terashima/