お詫びとご報告

 わたしたち、アンサンブル《BWV2001》は、2014年12月をもって幕を閉じる
ことにいたしました。予定しておりました2015年3月22日の第14回定期演奏会は、
中止とさせていただきます。どうかご諒承ください。

 2001年に誕生した当アンサンブルは、13回を数える定期演奏会、数回の招聘公
演を行ってまいりました。その間、共催してくださいました第一生命ホール、NPO
トリトン・アーツ・ネットワーク、ご協力いただきました朝日新聞社、ご助成いた
だきました公益財団法人 ローム ミュージック ファンデーション並びに芸術文化振
興基金、招聘くださいました栃木蔵の街音楽祭、小出郷文化会館、譜久島肇氏の皆
様に、深く感謝申し上げます。そしてなによりも、毎年のように公演に足をお運び
くださり、私たちとともに音楽を共有してくださった実に多くの皆々様、そのおひ
とりおひとりに対してお礼の言葉を述べたいと、メンバー全員が心から願っており
ます。

 当アンサンブルのメンバーは、各々独立した音楽家として、多彩で充実した活動
を行なっている者ばかりです。このような音楽家が集い、ただただバッハの作品の
中に身を置いて、全員がひとつの構想に寄り添ってゆく、そんな作業を14年間継続
できたことは、とても幸せなことでした。
 アンサンブルでの演奏は、喜びと困難のくり返しですが、私たちはそれを受け入
れ、挑戦してきたと自負しております。しかし、私たちの大きな特色である「指揮
者を置かない」スタイルのままでは、さらに深い共通理念の構築が困難と感じてま
いりました。指揮者を置いて再スタートするというアイデアについては、アンサン
ブルの存在理由が変わってしまうため代案とはなりえず、この度幕を閉じる決定に
至りました。

 これまで活動を支えてくださり、またこれからの私たちの演奏を楽しみにしてく
ださっていた皆様方には、心からお詫び申し上げます。活動の継続を断念すること
に対して断腸の思いであることを、メンバー一同に代わって申し上げます。
 今後も個々のメンバーは、さらなる努力を重ね、それぞれ充実した活動を続けて
まいります。お詫びの気持ちと共に、どうか私たちの心からのお礼の言葉を受け取っ
ていただきたく存じます。
「14年間本当にありがとうございました。」

            アンサンブル《BWV2001》を代表して  田崎瑞博

E-mail:bwv2001@gregorio.jp