若尾圭介(オーボエ)
1990年、ボストン響準首席及びボストンポップスオーケストラ首席オーボエ奏者に就任、現在に至る。1988年創立の年よりマイケル・ティルソン・トーマス率いるニューワールド交響楽団にて首席オーボエ奏者。1989年、秋山和義指揮、東京交響楽団との共演を初めとし、各地でのオーケストラとの共演、また1997年東京での初リサイタル以降、ソリストとしても幅広く活躍している。1998年、札幌のパシフィック・ミュージック・フェスティバルでピアニスト、クリストフ・エッシェンバッハとのリサイタルを開催。1987年マンハッタン音楽院卒業後、同音楽院で教鞭を取る。元ニューヨークフィル首席オーボエ奏者ジョゼフ・ロビンソン、新松敬久、佐藤順子、小島葉子、元ボストン響首席奏者であるラルフ・ゴンバーク、アルフレッド・ジョナベスの各氏に師事。1988年より「若尾圭介オーボエキャンプ」を主宰、ロンジー音楽院、ニューイングランド音楽院でも教鞭を取る。昨今の活動としては、代官山ヒルサイドテラス音楽祭音楽監督、ボストン郊外リディーマー教会コンサートシリーズ、ヴェントフォート夏の室内楽シリーズ(マサチューセッツ州レノックス)、日本_アメリカ交流コンサートをそれぞれプロデュース、開催している。日本の音楽家をボストンに招聘、日米競演が話題の日本_アメリカ交流コンサートでは2009年、ヴァイオリニスト豊嶋泰嗣、ファゴット奏者・水谷上総、2010年クラリネット奏者・山本正治、ピアニスト、エマニュエル・アックスの各氏との共演で好評を博した。これまでに日本コロンビア(Denon)より3枚のソロ録音をリリースしており、クリストフ・エッシェンバッハとのCD「Abendlied」(1997年)や、「若尾圭介playsジョン・ウィリアムズ」(1998年)等がある。元ボストンポップスオーケストラ音楽監督、作曲家ジョン・ウィリアムズとは1994年、ボストンポップスオーケストラと共にモーツァルト・オーボエ協奏曲を共演している。
2011年、ジョン・ウィリアムズが若尾圭介に捧ぐとして作曲した初のオーボエ協奏曲「Oboe Concerto for Keisuke Wakao」は2011年5月25日、26日、ボストンシンフォニーホールにてジョン・ウィリアムズ指揮、ボストンポップスオーケストラとの共演で世界初演された。

クリストフ・エッシェンバッハ(ピアノ)
指揮者として、またピアニストとして多くの活動を行っている。1993年、ピアニストとして、また指揮者としての偉大な功績に対し、ドイツのヴァイツゼッカー大統領から連邦功労十字章を贈られた。同年「レナード・バーンスタイン」賞を受賞している。2002年にはフランスのシラク大統領よりレジョン・ドヌール勲章を受章した。