第2回日本−アメリカ交流コンサート

今春も《日本ーアメリカ交流コンサート》をボストン他、3会場にて開催することになりました。

秀逸な日本人音楽家を招へいし、ボストン在住音楽家とのコラボレーションで音楽を軸にした国際交流を目指します。

2回目の今年は、クラリネット奏者、東京芸術大学教授 山本正治氏が日本を代表してボストンに来て下さり、生誕200周年を迎えるシューマンの三重奏曲《おとぎ話》など、意欲的なプログラムに臨みます。

ボストン及び近郊にて2回公演、そして最終日には州西部タングルウッドのある町レノックスにも足を伸ばしてコンサートを開催し、活動の幅を広げていきます。

《第2回日本ーアメリカ交流コンサート》では素晴らしいゲストにご出演頂けることになり、これまでにないコンサートが実現致します。
全3回公演の初日、4月30日(金)チェスナットヒル・リディーマー教会公演に、スペシャルゲストとして世界的ソリスト、エマニュエル・アックス氏を迎え、我々ボストン及び日本の音楽家とモーツァルト自ら最高傑作と書き残しているピアノ五重奏曲を共演します。大ホールではない町の小さな教会において、2010年の今、最高の音楽的感性を手に取るように感じて頂ける希少な機会となるはずです。共演する私達にとっても生涯忘れられないコンサートになるでしょう。

5月2日(日)ボストン・ファースト教会公演には、マサチューセッツ工科大学メディアラボ教授および副所長の石井裕氏が《日本ーアメリカ交流コンサートに寄せて》と題してご挨拶をして下さいます。

数百年に渡り人類の歴史と心を繋げてきた西洋クラシック音楽と、21世紀、知の最前線を行く石井氏が語る思考の展開は、一見対極的ですが、通底する壮大なテーマがあります。石井氏の熱い語り口から私達の感性の振幅が大きくなり、会場に満ち溢れる音楽をもより深く楽しめることになればと考えています。またこの日は私が最も尊敬するコントラバス奏者、エドウィン・バーカー氏が有名なヴァイオリン曲チゴイネルワイゼンをコントラバスの為に自ら編曲、初演致します。

盛り沢山の思いを込めてお送りする《第2回日本ーアメリカ交流コンサート》。会場にお越し下さったお一人お一人のお客様にとって帰り道、ボストンの街がこれまでと違って見えるほどのコンサートになれば、こんなに嬉しいことはありません。

ぜひ、ボストン近郊在住の皆様、全米、日本、海外からも多くの方々にコンサート会場にお越し頂きたいと願っております。
ご一緒にボストンの春を満喫致しましょう!

            

日本ーアメリカ交流コンサートディレクター
ボストン交響楽団オーボエ奏者  若尾圭介

《2009年日本ーアメリカ交流コンサートから》

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ワカオ家のボストン日記